CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)治療とは、レーザーの力で病変部位のみの水分を蒸散させ除去する治療です。イボなどの隆起性病変の治療に適しています。
液体窒素療法やメスによる除去と比較して、広範囲のイボを色素沈着・傷跡を最小限に治療できることが特徴です。
施術前
施術後
炭酸ガスレーザー治療(9,800円/個×7個)
リスク・副作用:疼痛、腫れ、出血、瘢痕、ほくろの再発施術前
施術後
複数いぼ除去定額制(120,000円)
首全体に照射し、イボ100個を除去。このように目に見えない部分にもイボは隠れており、取り残すと再発の可能性が高まります
リスク・副作用:疼痛、腫れ、出血、瘢痕、ほくろの再発
さらに美しい素肌へ、最新のデジタルテクノロジーを用いた炭酸ガスレーザー
●スキャナ付炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザーは水に反応するレーザーです。レーザーを照射することで皮膚に存在する水分に反応し、その結果熱が生じ、瞬時的に気化蒸散することで皮膚を削っていきます。
従来の炭酸ガスレーザーは手元で調整して削るため、均一に削ることが困難でした。CO2REの炭酸ガスレーザーはスキャン径を選択することで患部を均一に削ることが可能。スキャナ付炭酸ガスレーザーにより周囲の組織へのダメージ、傷痕を最小限に抑えることができます。照射する前に局所麻酔を行ってから照射します。CO2レーザーを当てた後は創部が凹みます、時間が経つと徐々に修復してきます。肌の修復機能を高めるためには、患部を清潔に保護しておくことが必要です。そのため当院にある貼付剤を施術部位に使用し保護を行ってください。
症例:イボ、ほくろ除去
基本的なCO2レーザー治療の施術の流れをご紹介します。
患部を確認し、CO2レーザーの適応の有無を医師がご確認いたします。
照射部位に麻酔を行います。(30分程度)
患部にCO2レーザーを照射します。(最大30分程度)
治療後の患部のケア法について説明いたします。
CO2レーザーを当てた後は創部が凹みます、時間が経つと徐々に修復してきます。
肌の修復機能を高めるためには、患部を清潔に保護しておくことが必要です。
そのため、以下の手順に従って、創部の保護を行ってください。
①お渡しした貼付剤を施術部位の大きさより少し大きめに切り抜いて貼ってください。
当日は創部を洗わず、貼り付け剤の交換だけにしてください。
②貼り付け剤は基本1日1回の交換ですが、最初の1~2日は浸出液(傷口から出る無色~薄黄色の細胞液)が多くでますので、白くふやけてきたらその都度交換してください。
部位や大きさによっては1日数回交換することになる場合があります。
③翌日から洗顔するときは、貼付剤をはずしてから創部を含めて洗い流していただき、タオルドライした後に貼付剤を貼ってください。
以上を、10日前後(状態により2週間)ほど続けてください。次回診察時にいつまで続けるかを医師が判断します。
疼痛、腫れ、出血、瘢痕、ほくろの再発